ワイン造りへの想い

The thoughts of winemaking

樽熟成の写真

自ら原料を育て、酒を醸す

我々まるき葡萄酒のワインは、全ての原料ブドウを厳選、丁寧に醸造
と管理を行い誕生しています。
「ワインは自ら原料ブドウを育て醸す」というスタイルのため、原料
ブドウの出来がワインの品質に大きく影響を及ぼす飲み物です。

醸造責任者 安田 政史

ワイン科学士(山梨大学認定)
シニアソムリエ(J.S.A)
Sake Diploma(J.S.A)




はじめに、ブドウありき

ブドウの品質に真正面から向き合うことにより、品種、土地、気候
など自然の恵みを感じ取りながら、味わいのあるワインを表現しています。 山梨県の先人たちが栽培を守り続けてきたブドウ品種「甲州」「マスカット・ベーリーA」に心血を注ぎ、年によって異なるブドウの個性を見極め、各々に最適な醸造方法を選択します。 ブドウの潜在能力を最大限に引き出すために、数々の畑から収穫したブドウを可能な限りタンクごとに分け、醸造を行っています。




樽熟成の写真

抑制型ワイン

美味しいと思ったブドウの風味を純粋にワインに再現するため、まるで彫刻家のように余分な部分を極限まで削りだしていき、果汁の中に埋もれている理想部分を抽出していきます。
表現された香りは必ずしも華やかとは限らず、グラスの底に潜んでいるような、そこにあるのは分かるが、注意深く香りを取りに行かなければ掴めない香り。そして、飲み込んで程なくするとジワーッと広がる得も言われぬ深みを感じさせる余韻。
そんなワインが理想形であり、そこに関わる環境・気候・土地・標高などに加えて、寒さの中で行われる剪定、芽吹きからの長い生育期間における様々な要素を経て、醸造をするときは過剰に手をかけることなく、ゆっくりと丁寧にワイン造りを行っています。




日本人の食卓に合うワインを造りたい

「日本人は、食があってこそのワイン。何を食べて、どんなワインを合わせて飲むか?そこが楽しい!」
この想いから、アルコール度数の高さや酸味、渋みの強さ等ではなく、大地の恵みを受けたブドウの力強さ、花やスパイス、ハーブや熟成の香り、そして苦みや風味といった味わいの、どれか一つが際立つのではなく、同レベルエネルギーで調和・融合していることを感じ取れるワインを目指しています。 食卓に寄り添うデイリーワインから、飲み手に笑顔をもたらすプレミアムなワインまで、幅広いラインナップを揃えています。







好きこそもののじょうずなれ

私たちは「造り手が最大限に楽しんでワインを造る」という想いがなければ、人を楽しませる、さらに感動を呼べるワインは生まれてこないと考えています。
そのため、ワイン造りの過程において、細やかなところまで情熱を注ぎ、私たち自身が楽しく、そして満足することを大切にしています。

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